商品配送時の【カーボンオフセット】に取り組みます。

こんばんは、代表の才野です。

地球のことを考える「アースデイ(4月22日)」が近づいていますが、今日はCO+(コープラス)で新しく始めた地球のための取り組み「カーボン・オフセット」について紹介していきたいと思います。

カーボン・オフセットとは?

私達個人や企業は、日々大気中にCO2を排出しています。CO2排出は、すでに知られているように気候変動に大きな影響を与えています。CO2の排出それ自体を減らす努力も必要ですが、それでも減らせないCO2排出が存在します。カーボン・オフセットとは、その排出量に見合ったCO2削減活動への投資などによりそれを埋め合わせることを言います。

詳しくは、下記をご覧いただければと思います。

カーボンオフセット:Shopifyの選択について説明します

 

具体的な取り組み 

 今回CO+では、EコマースプラットフォームShopifyの提供するプログラムを通じて、一部カーボン・オフセットに取り組むことにしました。国内で商品を保管している場所から注文をいただいたお客様のご住所までの配送で生じるCO2排出量を計測し、その排出量を相殺するための金額を支払います。支払った金額は、アマゾンの熱帯雨林で行われているJarí Para Forest Conservationプロジェクトに提供されます。

CO2排出量の計算は、パッケージの重量×移動距離×交通手段で算出されます。モデルと見積もりは100%正確ではないですが、「目標は配送に際する二酸化炭素の排出量を完全にオフセットするように徹底すること」であるため、排出量を多めに見積もっているそうです。詳しくは、下記をご覧いただければと思います。

Offsetアプリを使用して炭素排出量を相殺する

 

取り組みを始めた経緯

人や環境に配慮したものづくりを目指していても、事業活動を行うことでCO2の排出は増えてしまいます。サステナビリティを目指しながらも、現状では排出しているCO2のツケを誰かに払ってもらっている、と言いますか、そのツケがそのまま地球に周ってきているという状態です。


CO+として、事業開始当初からこのような取り組みをすることが重要だと考えています。環境問題に取り組むことは利益を減らすこと、と通常思われますが、本来、環境負荷や人権侵害へのコストをしっかりと払った上で得られるお金が正しい利益なのではないかと思うからです。

原料の調達から廃棄までの全体で排出されるCO2に対するカーボン・オフセットに取り組みたいと思ってきましたが、現状それが難しいためできる部分から取り組むことにしました。とはいえ、今回は国内での商品配送のみが対象なので、今後もできる部分を見つけてツケを払えるように取り組んでいきたいと思います。